2024.11.28
Salesforceの自動テスト導入を推進する『Provar PoCサービス』を発表
Salesforce向けテスト自動化ツールの効果検証を支援し、導入リスクを最小化
Salesforceプラットフォームに特化した業界唯一のテスト自動化ツール「Provar(プロバー)」の国内総代理店である、株式会社アドックインターナショナル(本社:東京都立川市、代表取締役社長:小林 常治/以下ADOC)は、Provar製品のPoC(Proof of Concept:概念実証)を支援することにより、Salesforceアプリケーション開発の現場が抱えるさまざまな自動テストの導入・運用リスクを最小化する、『Provar PoCサービス』を発表しました。
Provar PoCサービスのニーズと背景
Salesforce開発に伴うテストの負荷は、一般に開発全体の工数の約4割程度を占めると言われています。また導入後はSalesforceの年3回のバージョンアップに対応する、回帰テストを中心としたテストの負荷軽減は、継続的な品質向上やSalesforceパートナーによるビジネス・エコシステムの実現において避けて通れません。
一方で、Salesforceの優れた機構は、従来の汎用的な自動テストツールが期待通り動作しないという側面を持っており、未だ手動テストやオープンソース・ソフトウェアを活用した部分的な自動テストに多くのコストを費やしています。
そこで、今回こうした課題を解決するSalesforceのために開発された“メタデータ駆動型”のテスト自動化ツールProvarと、ADOCが教育から設計・実装・レポートなどをご要望に応じて実施する技術サービスの組み合わせによって、速やかかつ現場の負担が少ない自動化の効果検証を実現する『Provar PoCサービス』を提供します。
Provar PoCサービスの概要
PoC実施においては、要員の確保、ツールの操作習得やプロトタイプ開発に要する工数、また検討・実施期間の長期化でPoCに掛けたコストが自動化導入後の成果につながらないなどの課題があります。同サービスはお客様の環境下で、Provarの動作を検証し、固有の目標や課題へのProvarの適応度と、それによって得られる成果とROI(Return On Investment)を短期間で可視化します。
Provar PoCサービスの特長
1) 迅速かつ確実なPoCの遂行
・ADOCのProvar専任エンジニアが、お客様のクライテリアの設定、PoC要件定義から支援
・要件に基づいて、必要十分なPoC範囲を設計。評価観点に対する自動化実装を最速で実現
2) お客様固有のニーズへの柔軟な対応
・トレーニングサービスやレンタルライセンス・プログラム等の各種サービスと組み合わせることで、様々なニーズへ対応
・自前での運用を見据え、お客様の参画比率を高めたPoCの実施
・より多くの観点、複数プロジェクトでの計測といった要件に伴う、中期的・段階的なPoCの実施
3) 自動化導入時の意思決定を支援するアウトプット
・実装の負荷やコスト、実装後の自動テスト稼働イメージを可視化
・自動化導入時・運用時のリスクと要件を可視化。PoC報告として想定ROIを算出
4) 本番移行時のスムーズなProvar実装を支援
・PoCで作成されたシナリオは、そのまま導入時に使用可能
・初期実装工数を大幅に削減し、スモールスタートでの自動化導入を支援
Provar PoCサービスの提供メニューについて
PoCサービスの提供モデルは、お客様の要望に沿っていくつかのメニューから選択できます。簡易なトライアルライセンス(28日間の無償ライセンス、Provarの日本語マニュアル、QAの提供)ベースの支援から導入教育の用意、さらに固有のニーズに対応したPoC要件定義、Provar実装代行、PoC報告などを一貫して提供。サービス終了後に実装した自動化シナリオを引き継ぐことで、本導入時の初期実装に代替することも可能です。また月単位から任意の期間利用できるレンタルライセンスサービスと組み合わせて、最適化されたより柔軟な期間・内容でのPoC実施にも対応します。
■Provar PoCサービスの詳細:https://provar-adoc.com/poc_service/
▲ADOCによる実装、教育、PoCレポートを含むサービスケース |