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ADOC x Provar

Provarで始めるSalesforceのテスト自動化ガイド

Salesforceを中心とした業務システム開発では、アジャイル化やローコード開発の加速に伴い、年3回のバージョンアップ複雑なカスタマイズによって、テストの負担は増大する一方です。

「バージョンアップで突然テストが壊れる 」「環境によってテストが失敗する 」といった課題を放置すると、リリース前の手動テストが膨大になり、せっかくのアジャイル開発のメリットが失われてしまいます。

これからのQAエンジニアに求められるのは、単なるテスト実行ではなく、“変化に強い品質基盤を構築する”スキルです。本ホワイトペーパーでは、Salesforce専用設計のテスト自動化ツール「Provar」が、いかにしてこの「変化に強い品質基盤」を実現し、開発スピードと品質を両立させるのか 、その特長や機能、他ツールとの比較によるメリットをわかりやすくご紹介します。

◆こんな方におすすめです
・Salesforceのテストを自動化したいが、何から手を付けるべきか迷われている方
・テスト自動化を実現済みだが、年3回のSalesforceのバージョンアップに伴うスクリプトの修正工数をほぼゼロにしたい方
・Seleniumなどの汎用ツールを利用しているが、動的なLightningコンポーネントやUI(ユーザインタフェース)変更への対応に限界を感じている方

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    DOM構造のリスクから解放!Salesforceの保守工数を劇的に削減する方法

    Salesforceが企業の基幹プラットフォームへと進化し、リリースサイクルが加速する今、テスト自動化は「あれば便利」というレベルを超え、「不可欠なインフラ」となっています。

    しかし、多くの企業が以下の深刻な課題に直面しています。
    ・年3回のSalesforceバージョンアップや頻繁なカスタマイズのたびに、自動テストシナリオが「壊れてしまう」。
    ・不安定なDOM構造に依存する従来のツールでは、テストの修復(メンテナンス)に膨大な工数がかかり、本来の開発時間が圧迫される。
    ・柔軟性が求められるローコード環境で、開発者ではないテスターが自動テストの修復に苦慮している。

    本ホワイトペーパーでは、これらのDOM構造がもたらすリスクから解放され、Salesforceの保守工数を劇的に削減するための、具体的かつ根本的な解決の仕組みをご紹介しています。

    ◆こんな方におすすめです
    ・保守工数を劇的に削減し、テスト資産を有効活用したい方
    ・Salesforceの進化に自動で追随する、本当に信頼できるテスト基盤を構築したい方
    ・開発チームとQAチームの生産性を同時に向上させたい方

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      海外事例: Salesforce.com

      メンテナンスコストを88%削減し、生産性を12倍向上させる方法

      Salesforceは、世界をリードするCRM (Customer Relationship Management) プラットフォームです。
      より多くの見込み顧客を見つけ、より多くの取引を成立させて、優れたサービスの提供を支援することで、Salesforceを活用する企業と顧客との関係性をより豊かにできるように設計されています。
      たとえば、Salesforceは企業内のチーム連携を促進するために、営業、サービス、マーケティング、コマース、ITの各組織に存在する顧客情報を、単一ビューで統合する、包括的な製品スイートを提供しています。これにより、企業は顧客と従業員とが同じように迅速かつ緊密な関係性を築くことを可能にしています。

      【1】 SalesforceとProvar:品質パートナーシップ

      Provarは、Salesforceに特化したテストソリューションを設計することで、Salesforceの価値を最大化する目的に設立されました。ユーザーのあらゆる段階で品質を提供するという、この継続的なミッションは、Salesforceとの強力なパートナーシップにより支えられています。Provarのソリューションは、市場で用いられるのみならず、Salesforce.comでも使用されているのです。

      Provarは、そのさまざまな取り組みのなかで、長年Salesforceと提携してきました。たとえば、ProvarはSalesforceプレスリリースに早期にアクセスできます。これにより、Salesforceの新しいリリースに対して、ソリューションを常に最新の状態に保つことができています。

      Provarのユーザーはストレスなく、安心してツールを使い続けることができます。Salesforceアップデートの際には、最新のProvarソリューションを用いることで、「急いでテストしなければならない」というプレッシャーから解放されます。
      尚、こうしたパッケージの強固さを示す一例として、両社の提携をさらに主導する目的で、2022年9月にProvarはSalesforceのエグゼクティブであるIvan Harris氏を最高技術責任者として迎え入れました。

      さて、Salesforce.comで、Provarを使用している部門のひとつは、ビジネステクノロジーチームです。同チームは、Provarのソリューションをワークフローに導入し、80,000人以上のユーザーを対象とする社内人事アプリケーション向けのテストをサポートしました。膨大なデータを最大限に活用するため生じる課題を、Provar Automationを導入したのです。

      【2】 既存ツールに対する信頼性の欠如、増加するQA需要

      Salesforceビジネステクノロジーチームのソフトウェアエンジニアリング・シニアマネージャーBen Kim氏、およびテクニカルスタッフのMohit Kumar氏は、多くのQA (Quality Assurance) チームと同様のストレスを抱えていました。彼らはテスト自動化ツールとしてSeleniumを使っていましたが、Seleniumの信頼性が低い一方、QA需要が増加しているという状況に直面していたのです。

      特に要求の高いQAニーズは、以下のようなものです。
      機能リリースが増加しており、テスト効率化の必要性が高まっているが、人的リソースに依存する手動テストはスケールしづらい。とは言え、Seleniumの自動化スクリプトは脆弱であり、回帰テストのたびに高いメンテナンスコストを支払うことになる。QA需要の増加に対応し、かつ信頼性が高く、迅速に実装が可能なテスト自動化ソリューションがほしい。こうしたニーズの中で、Provar Automationを試行することとなりました。

      【3】 Provar Automationによる成果


      「いくつかの調査を行った結果、Provarの有効性がはっきりしました。自動化、特に、Seleniumに関して抱えていた最大の問題のひとつは、自動化シナリオのメンテナンス負荷の高さでした。私たちは、実に30~40%の時間を、Seleniumのスクリプト保守に費やしていました。Provarが、このコストを大幅に削減し、問題を解消してくれたことは、本当に大きな成功だったと言えます」
      このようにBen Kim氏は述べます。
      Provar Automationを導入したあと、Salesforceのビジネステクノロジーチームが手にした成果は、非常に大きなものでした。ソリューションの学習とオンボーディング、自動化実装を含む、最初の6ヶ月間で、Salesforceチームは以下を獲得できました。

      1. QAスプリントごとのFTE (Full-Time Equivalent) 当たりのテストメンテナンス工数が88%削減

        2つの専用QE (Quality Engineer) を利用して、Seleniumのスクリプト保守にひとり当たり平均80時間・2スプリントのメンテナンス作業を行っていました。
        Provar Automationを使うことで、ひとり当たり・スプリント当たりの平均時間が10時間にまで短縮されました。

      2. 自動化実装のスピードが12倍に増加

        Provar Automationを1週間使って開発したのと同じ数のスクリプトをSeleniumで実装するには、12週間を要しました。
        また、この12週間の作業範囲は、UIテストに限定されていましたが、Provar AutomationではUIテスト・APIテスト両方を実装することができました。


      「私たちが多くの労力を支払って開発したスクリプトは、次の回帰テストのタイミングで失敗し、スクリプトを作成するために費やしたすべての努力が無駄になる。こうしたことをたくさん経験してきました。だから私たちはProvar Automationを導入し、オンボーディングし、そしてその結果にはとても驚かされたものです。スクリプトに向き合う時間が大幅に短縮されたこと、ひとりの人間で3ヶ月間かかっていた作業が、1週間で完了できるようになったこと、これらは信じられない成果だと考えます」 - Mohit Kumar氏

      報告された成果とメリットには、ソフトウェアリリースの迅速化、より多くのアプリケーションにまたがるインサイト、End to Endの相互運用性、テストエンジニアの満足度向上、開発者のモチベート、チームのアジリティ改善などが含まれていました。
      Salesforceのビジネステクノロジーチームは、最も重要なビジネス成果として、以下の4つの要素を挙げています。

      1. 自動化の信頼性
      2. QAの高い需要に応えるための対応力の増加
      3. スクラムチームへの好影響
      4. より迅速に自動化を実現する能力

      Provar Automationの機能は、これらを充たしました。
      チームはSeleniumと手動テストの組み合わせで、週に24時間の工数を支払っていましたが、これは8時間に短縮されました。ROIは明確であり、チームはイノベーションにより多くの時間を費やすことで、顧客に対して、高い品質を提供し続けられるようになります。

      【4】 未来に向けて

      Provarチームと同様、Salesforceチームもテストの重要性を理解しています。
      これは、あれば便利というものではなく、可能なかぎり最高のエクスペリエンスをユーザーへ保証するためには、不可欠といってよいものであるからです。彼らは、テストにより多くのリソースを投入しています。そして今後もProvarとの提携を継続することで、この取り組みを推進することができます。SalesforceとProvarは、顧客の品質向上を支援するSalesforceに特化したProvarのアプローチ、Salesforceテストの自動化、Provarが長年に渡り培ってきた専門知識によって、さらに豊かな未来が築かれることを期待しています。
      これは、品質を軸に設計されたパートナーシップです。

      主な成功指標

      • 生産性が12倍に向上し、ひとりのQEが1週間で自動化スクリプトを開発
      • QAスプリントごとのFTE当たりのテストメンテナンスコストを88%削減。。
      • 6ヶ月かからずに、完全に自動化されたV2MOM回帰スイート
      • ひとりで3ヶ月間要していた作業を1週間で完了
      • V2MOM回帰スイートの実行速度が3倍に高速化

       ✓生産性が12倍に向上し、ひとりのQEが1週間で自動化スクリプトを開発
       ✓QAスプリントごとのFTE当たりのテストメンテナンスコストを88%削減
       ✓6ヶ月かからずに、完全に自動化されたV2MOM回帰スイート
       ✓ひとりで3ヶ月間要していた作業を1週間で完了
       ✓V2MOM回帰スイートの実行速度が3倍に高速化

       事例紹介PDF

      Salesforce開発環境とカスタマイズが重要な理由【第1回】

      Salesforceは、1999年にマーク・ベニオフによって設立されたセールスフォース・ドットコムが提供する顧客管理システムです。
      日本国内では翌2000年4月にセールスフォース・ジャパンが設立されて、販売元となっています。
      今回は、「Salesforce運用におけるテスト自動化の必要性」と題して、全2回にわたってテスト自動化の必要性について解説します。第1回目となる本記事では、Salesforceの基本情報や特徴、開発環境、Salesforceでカスタマイズが重要な理由について解説します。

      Salesforceの基本情報

      Salesforce(セールスフォース)は、セールスフォース・ドットコムが提供する顧客管理システムの総称です。
      Salesforceの主力製品である「Sales Cloud」は、営業チームの効率化を図るツールで、リードの管理、商談の追跡、売上予測などの機能があります。また、「Service Cloud」はカスタマーサービス向けのツールで、顧客とのやり取りを一元管理できます。他にも、マーケティングオートメーション製品の「Marketing Cloud」や「Account Engagement」、アプリ開発プラットフォーム「Salesforce Platform」など様々な製品を提供しています。
      また、近年注目を集めている生成AIを活用した機能もあるため、顧客管理をAIを用いて効率化することも可能です。

      Salesforceの特徴・メリット

      Salesforceの特徴・メリットは以下の通りです。

      • クラウドベースのプラットフォーム
      • ローコードで開発できる
      • ビジネス要件に合わせてカスタマイズできる
      • AppExchangeを活用すれば簡単に機能拡張できる

      それぞれについて解説します。

      クラウドベースのプラットフォーム

      Salesforceは、クラウドベースのプラットフォームです。そのため、ソフトウェアのインストールや管理の手間を削減することができます。データはクラウド上で安全に保存されるため、データ損失のリスクを最小限に抑えることも可能です。

      また、Salesforceは年に3回アップデートが自動で行われるため、セキュリティ面も安心です。クラウドベースのプラットフォームを採用することで、企業はITインフラの管理工数を削減することができ、コアビジネスに集中できます。

      ローコードで開発できる

      Salesforceでは、ローコードでアプリケーションを開発できる環境が用意されています。ローコードとは、ビジュアルインターフェースを使ってアプリケーションを容易に作成できる手法のことです。

      プログラミングの知識がなくても開発できるため、エンジニア以外の職種の人でも簡単にカスタマイズを行うことが可能です。また、ローコード開発は、開発時間の短縮やコスト削減にもつながるため、その時必要な開発を都度素早く行うことができます。

      なお、必要に応じてコードを書くことで、複雑な要件のカスタマイズも実現可能です。やりたいことに合わせて、適切な開発を選びましょう。

      ビジネス要件に合わせてカスタマイズできる

      Salesforceは、企業のビジネス要件に合わせてカスタマイズできる柔軟性が高いCRM (Customer Relationship Management:顧客関係管理) ツールです。カスタムオブジェクト、カスタムフィールド、フロー、承認プロセスなどを作成することで、企業独自のビジネスプロセスに合わせた環境を構築できます。

      また、ビジネスの成長や変化に合わせて柔軟にカスタマイズしていくことが可能で、企業ごとに存在する風土や環境に合わせたシステムを導入できることはSalesforceの大きな強みとなっています。

      AppExchangeを活用すれば簡単に機能拡張できる

      Salesforceには、「AppExchange」と呼ばれるアプリケーションマーケットプレイスがあります。AppExchangeには、SalesforceのAppExchangeパートナーが開発したアプリケーションが掲載されています。

      掲載されているアプリケーションは、Salesforceの機能を拡張するために利用されます。ビジネス要件にあったアプリケーションをインストールするだけで簡単に機能を拡張することができるので、開発コストを抑えたカスタマイズが容易に実現できます。

      こちらから確認することができるので、自社の課題や業種にあったソリューションを見つけてください。最新ニュースやイベントは、こちらから確認できます。

      Salesforceの開発環境

      Salesforceの開発環境は以下の3つがあります。

      • Visual Studio Code
      • Sandbox
      • Full Sandbox

      それぞれについて解説します。

      Visual Studio Code

      Visual Studio Code (VS Code) は、Microsoftが開発しているコードエディタで、Salesforce開発の際によく用いられます。

      VS CodeにSalesforce Extension Packをインストールすることで、Apex、Visualforceページ、Lightningコンポーネントなどの開発を効率的に行うことができます。

      Salesforce Extension Packには、シンタックスハイライト、コード補完、デバッグ機能、Salesforceへのデプロイ機能など、Salesforce開発に必要な機能が揃っているため、とても便利です。

      また、VS Codeはクラウドベースのバージョン管理システムであるGitHubとの連携もできるため、チーム開発やバージョン管理にも適しています。

      Sandbox

      Sandboxは、Salesforceで容易に作成できる、本番環境とは分離された開発・テスト環境です。実環境のコピーであるSandbox環境で新機能の開発、カスタマイズ、テストを行うことで、安全かつ効率的に開発を進めることができます。

      Salesforceには、Developer Sandbox、Developer Pro Sandbox、Partial Copy Sandboxなど、様々なタイプのSandboxが用意されています。それぞれデータ容量や機能の制限が異なるため、用途に応じたSandBox環境を選びましょう。

      なお、Developer Sandboxは小規模な開発や単体テストに適した環境で、データサンプルを含むPartial Copy Sandboxは受け入れテストや、インテグレーションテスト、ユーザートレーニングなどに適しています。

      Full Sandbox

      Full Sandboxは、本番環境と同じ構成とデータを持つSalesforceのテスト環境です。オブジェクトレコードや添付ファイル等を含む本番環境のすべてのデータがコピーされるため、実際の運用環境に近い状態でアプリケーションの動作を確認できます。

      パフォーマンステストやステージングを目的とする場合には、Full Sandboxを活用してみてください。

      Salesforceのカスタマイズの重要性

      Salesforceをカスタマイズすることで期待できる効果は以下のとおりです。

      • ビジネス要件に対応できる
      • 事業の成長に合わせて進化させることができる
      • Salesforce以外の他システムと連携できる

      業務やサービスの基盤として、ツールをストレスなく充分に使いこなし、成果を出しつづけるためには、これらの要素を充たすことは極めて重要です。
      Salesforceの特徴・メリットの項目で述べたように、上記の効果はSalesforceがもつ最も大きな強みであるとも言えます。逆説的には、Salesforce導入により期待された効果が生まれなかったり、業務プロセスの変更による現場の混乱や負荷増を招くといった、Salesforceの費用対効果が正しく出ない状況においては、これらが充たされていないことに要因が求められるケースが多いと言えます。

      それぞれについて解説します。

      ビジネス要件に対応できる

      Salesforceのカスタマイズが重要な理由は、カスタマイズを行うことで企業独自のビジネス要件に対応できるためです。会社には業界特有の課題やプロセス、ワークフローがあり、標準機能だけでは今まで通りに仕事を進められないことがよくあります。

      カスタムオブジェクトを作成したり、カスタムフィールドを追加したりすることで、管理したい項目をストレスなく正しく管理できるようになります。また、フローを活用することで業務プロセスの自動化を行ったり、ユーザーインターフェース(UI)をカスタマイズしてユーザーエクスペリエンスを向上させたりすることもできます。
      自社のビジネス要件にあったシステムとするためにも、Salesforceのカスタマイズは必須だと言えるでしょう。

      事業の成長に合わせて進化させることができる

      Salesforceは、事業の成長に合わせて進化させることができます。新しい製品やサービスを導入したり、新しい市場に参入したりするたびに、ビジネス要件も変化していきます。

      Salesforceは柔軟性の高い製品のため、このような変化が起こった際も素早く対応できます。新しい製品ラインに合わせてカスタムオブジェクトを追加したり、新しい営業プロセスに合わせて承認フローを修正したりといったことを迅速かつ手軽に行うことができます。

      また、Apexコードを使ってカスタムロジックを実装することで、より複雑な独自性のあるビジネスルールにも対応が可能です。

      Salesforce以外の他システムと連携できる

      Salesforceは、Salesforce以外の他システムと連携することができます。ほとんどの企業はSalesforce以外にも、ERP、会計システム、マーケティングオートメーションツールなどを利用しています。

      Salesforceをカスタマイズすることで、このような他システムと連携することができ、データの一元管理を実現することができます。他システムと連携し、データのシームレスな流れを実現することで、Salesforceのビジネス価値を最大化することができます。

      なお、連携方法としては以下のようなものがあります。

      • Salesforce Connect
      • Salesforce REST API
      • Salesforce SOAP API
      • Apex
      • MuleSoft
      • Dell Boomi
      • AppExchange

      まとめ

      本記事では、Salesforceの基本情報や特徴、開発環境、Salesforceでカスタマイズが重要な理由について解説しました。

      第2回では、Salesforceでカスタマイズをすることで起きる課題やSalesforceに必要な5つのテスト、テストを自動化する必要性、テスト自動化の課題について解説します。

      Salesforce向け自動テストツール『Provar』の日本語版を販売開始

      ローコード開発とメンテナンス負荷軽減を加速する、Provar製品のブランドサイトも公開

      通信インフラ構築などのICTエンジニアリング事業とテスト自動化ソリューションを展開する株式会社アドックインターナショナル(本社:東京都立川市、代表取締役:小林 常治/以下ADOC)は、 英国Provar Inc.(本社:英国ロンドン、CEO:Geraint Waters/以下Provar社)の国内総代理店として、同社のSalesforceプラットフォームに特化した唯一のテスト自動化ツールである『Provar(プロバー)』の日本語版を6月6日に販売、7月1日より出荷を開始します。

      Provarは、マーケティング・CRM・SFA、顧客サービスなどの領域で国内トップシェアを誇っているSalesforceの導入企業または開発支援を行うIT関連企業に対して、Salesforceのテストプロセスにおけるさまざまな課題を克服し、最新リリースやアップデートに適応する高信頼・高品質なアプリケーションの早期リリースを可能にする、 高度な自動化を実現します。

      Provarブランドサイトを公開

      本日より、Salesforceプラットフォームで開発・品質検証に携わる方々向けに、Provarおよび付帯するサービスに関する技術情報や事例、各種資料などの提供を通じ、製品の技術的価値とブランド価値を認知いただくためのWebサイトを公開し、今後も継続してコンテンツの充実を図ります。 ■Provar製品情報ページのURL:https://provar-adoc.com

      Provarの特徴と製品構成について

      ProvarはSalesforceプラットフォームにおいて、最も支持を得ているE2Eテスト*の自動化ソリューションです。これはSalesforce向けに特別に設計された唯一のツールであり、直感的なアプローチの採用によって、開発・QA部門の担当者が導入後速やかに高度なテスト環境を構築できます。
      *E2E(End to End)テスト:システムの正しい動作や適切なデータフローを、ユーザーの視点からシステム全体を通じて検証するテストのこと。

      Provarは、Salesforceアプリケーションのテストにおけるあらゆる顧客ニーズをサポートします。ローコードで直感的な操作とメンテナンス負荷を大幅に軽減するテスト自動化の構築により、開発環境へ統合された品質管理を実現することで、Salesforce運用に伴うテストのコストと専門スキルなどの課題を解決します。
      Provarは以下の製品機能から構成されています。
      • 「Provar Automation」 ・・・
        テストケース作成、実行、デバッグのためのテスト自動化機能
      • 「Provar Manager」 ・・・
        SalesforceのQA環境のための総合的なリポジトリ機能
      • 「Provar Grid」 ・・・
        クラウド環境下におけるテストの迅速な並列実行機能

      リリースPDF